CSPT2025 セミナー開催報告 (2025/06/01開催)
■ 胸椎と胸郭の基礎解剖学
- 胸椎と胸郭の解剖学的構造を理解し、運動学的な特徴を詳説。
- 胸椎の可動性が胸郭の動きに与える影響と、胸郭の特に上位部分の重要性を解説。
- 呼吸時における胸郭の動きのパターンや、筋活動、姿勢との関連性を学習。
■ 胸郭・胸椎の評価方法とその臨床的重要性
- 胸椎の動きを客観的に評価する方法(屈曲進展、側屈回旋テスト)を学習。
- 胸郭の評価における上位胸郭・下位胸郭の進展や回旋の問題点を確認し、評価方法を実践を通じて習得。
- 頸椎との連動や肩甲骨の動き、肋骨の開閉動作の評価と治療技術を実演。
■ 胸郭・腰椎の相関関係とその重要性
- 胸郭の可動性が腰椎の運動パターンに与える影響を解明。
- 胸郭・骨盤のアライメントが腰痛との関連性を持つ事例を紹介。
- 胸郭のアライメント調整を通じた腰痛予防と改善策を提示。
■ 胸郭の柔軟性改善における手技と運動療法
- 腹横筋、横隔膜、骨盤底筋などの筋協調性を改善し、胸郭の安定性を高めるエクササイズを解説。
- 胸筋群や肩甲骨周囲の柔軟性を向上させる具体的な方法・テクニックを提示。
- 胸郭の可動性を促進するための呼吸法・ストレッチ・セルフリリースの方法を指導。
■ 聴覚のアラインメント評価と改善手法
- 胸椎の問題と肩や肋骨位置の関連性を明確にし、具体的評価法を提示。
- 胸椎及び胸郭から波及する首肩の不調や痛みへの介入策を紹介。
- 姿勢の改善・運動療法を通じて聴覚アライメントと関連症状を改善する実践的エクササイズを紹介。
■ リアライン技術と製品の活用
- リアラインツールを用いた胸郭アライメント評価及び改善エクササイズの実践。
- 胸郭の対称性獲得や肩関節の可動範囲拡大を目指した運動療法を指導。
- 製品開発へ向けて得られた改善要望や国際的課題についてのフィードバック意見を共有。
■まとめと次回への期待
今回のセミナーでは胸椎、胸郭を中心とした評価・治療技術を深く掘り下げ、現場での臨床応用がすぐに実践できるようになりました。
胸郭の柔軟性向上や胸椎の運動性改善が、腰痛や頸肩部症状の根本治療につながることが臨床的に示唆され、参加者に好評を博しました。
今後も臨床現場で応用可能な最新情報を提供いたしますので、次回のセミナーもぜひご期待ください。
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