【クリニカルスポーツ理学療法:対面】胸郭・胸椎を極める実践セミナー-22

【クリニカルスポーツ理学療法:対面】胸郭・胸椎を極める実践セミナー-22

CSPT2025セミナー まとめレポート

胸椎と胸郭の解剖学的・運動学的特徴

  • 胸椎の動きは胸郭の動きと密接に関連し、それによって大きく影響される。
  • 特に上位胸郭の動きが重要で、呼吸時の胸郭パターンと姿勢の関係性が重要視される。

胸郭の評価方法と臨床テクニック

  • 胸椎が固い場合は、まず胸郭の可動性を評価。”胸椎”と”胸郭”の動きを混同せず、明確に区別して評価を行う。
  • 肩甲骨および胸骨の位置や肋骨の開閉運動を評価する重要性を強調。

胸郭と腰椎の関連性と姿勢の影響

  • 胸郭の可動性と骨盤位置が腰椎の運動に影響を与えるため、腰痛の原因にもなり得る。
  • 胸郭アラインメント調整により、機能回復・症状改善の可能性を広げる。

肋骨の動きを改善するための実践法

  • 肋骨の上下方向の可動性改善が重要。
  • 腹直筋や内臓の過緊張が肋骨運動を妨げる可能性もあり、肩甲骨位置調整が胸郭可動性改善の鍵となる。

頸椎・肩・胸郭の包括的評価と治療技術

  • 肩可動域制限は、胸郭運動や聴覚(頸胸椎移行部周囲)問題を強調する可能性。
  • 肩や頸椎の評価は、胸郭との連動を考慮しながら行う必要性を説明。

胸郭の安定性を向上するための運動療法

  • 腹腔内圧の適切なコントロールが肋骨の安定性に寄与。
  • 横隔膜、腹横筋、骨盤底筋などの筋群を積極的に活性化するエクササイズを紹介。
  • 理学療法士向けに、エクササイズ時の深呼吸や正しい姿勢の重要性も具体的に指示。

聴覚(頸胸椎)の評価ポイントとアプローチ法


  • 聴覚の動き(屈曲進展・側屈回旋)に着目した臨床テストを実施。
  • 聴覚問題が肩や胸郭症状にも波及する可能性を指摘し、多角的な評価と治療を推奨。

内臓滑走性、皮下組織および筋群へのアプローチ


  • 腹筋群の硬さや内臓滑走性低下が胸郭の可動性を制限する可能性。
  • 皮下組織の滑走性向上のためのセルフマッサージやリリーステクニックについて実践的に指導。

まとめと次回セミナーへの期待

  • 胸郭・胸椎・頸椎および腰椎の複合的評価を習得することで、臨床的な治療結果の最適化が可能になる。
  • 次回以降のセミナーでは骨盤との関連性や詳細な胸郭評価・治療テクニックについて更に深堀り予定。

次回以降も充実した内容のセミナーを予定しています。

引き続き皆様のご参加をお待ちしております。


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