セミナー：
251001 WHS2025第13回 Level2：鼠径部痛・恥骨部痛2025-10-02
内容：
【251001 WHS2025第13回 Level2：鼠径部痛・恥骨部痛】セミナー開催報告と参加者の声まとめ
今回は2025年に開催された、ウィメンズヘルス理学療法（WHPT）シリーズの第13回、Level2「鼠径部痛・恥骨部痛」セミナーをご紹介します。鼠径部や恥骨部の痛みは産前・産後ケアや理学療法の現場で重要なテーマであり、多様な原因・評価・治療アプローチを学べる内容です。今回のセミナーでは、痛みのメカニズムから神経触診、運動療法、組織間リリース、骨盤ベルトの有効活用まで、臨床に直結した知識と技術をトータルに習得していただけます。
■セミナーの特長と強み
本セミナーの最大の特長は、鼠径部痛・恥骨部痛に対し「多層的かつ多角的な視点」でアプローチする点にあります。恥骨結合の離開や骨盤帯の不安定性だけでなく、股関節前面の滑走不全、絡む神経や血管、静脈、さらには内臓の影響まで幅広く解説。従来の概念にとらわれず包括的に痛みを捉え、正確な疼痛評価を軸に、鑑別診断も習得できます。実技では、触診による神経確認からリリース技術、さらには強みと弱みを検証するリアラインコアを用いた運動療法まで学べるのも大きな魅力です。
また、骨盤ベルトの“万能視”に対する警鐘を鳴らし、むしろ逆効果となるケースを理解しながら患者さん一人ひとりをフラットに診る視点を養います。動画教材や解剖図を活用し、理論と実践の両輪を推進。講師陣の知見を余すことなく吸収できる充実した内容により、産前・産後ケアに従事する理学療法士、助産師の方々からも非常に高い評価を得ています。
■参加者の生の声10選
参加者の感想からは、学びの深さと実践への活用意欲が伝わってきます。
鼠径部痛・恥骨部痛の治療戦略の再確認ができ、骨盤ベルトの逆効果に注意しながら患者をフラットに見る重要性を実感しました。解剖図とリリース動画も役立ち、知識と実践の両立が必要だと感じます。
⭐⭐⭐⭐⭐
骨盤帯痛を恥骨の開きだけでなく、股関節前面の滑走不全や神経・静脈・内臓まで多層的に捉え、ベルトは即効性のABテストに留めることが再発予防と患者教育に役立つと感じました。
⭐⭐⭐⭐⭐
出産による恥骨結合離開が骨盤帯の不安定性を招き、鼠径部痛の治療では大腿神経や陰部大腿神経、腸骨下腹神経などの触診が必要なことがわかりました。
⭐⭐⭐⭐
疼痛評価で恥骨部か股関節かを鑑別し、関連筋肉の理解や骨盤ベルトの目的を知り、ヒールプッシュが開排制限改善に効果的なことを学びました。ハンドアウトで復習します。
⭐⭐⭐⭐⭐
産後の仙腸関節障害と恥骨のズレに対し、本日のエクササイズと大腿前面筋リリースを実践し、効果を感じつつ技術向上に努めたいと思います。
⭐⭐⭐⭐⭐
恥骨結合離開は多様な疾患で見られ、鼠径部治療の重要性や絡む神経の多さも再確認しました。疼痛が強い場合の運動療法の難しさも踏まえ、内容を振り返り参考にしたいです。
⭐⭐⭐⭐⭐
恥骨結合離開とそれ以外の原因・発生機序、評価とリアラインコアを用いた運動療法、組織間リリースを学び、鼠径部の血管走行理解なしではリリースが困難で、骨盤ベルトの万能性には注意が必要と理解しました。
⭐⭐⭐⭐⭐
臨床に役立つ内容として、鼠径部痛・恥骨部痛の原因・評価・運動療法を学べ、組織間リリースや骨盤ベルトの適切な使い方の理解が深まりました。
⭐⭐⭐⭐⭐
鼠径部痛・恥骨部痛に関する包括的な知識を得ることで、患者の痛みの原因を多角的に把握し、適切な治療アプローチが可能になりました。
⭐⭐⭐⭐⭐
鼠径部痛・恥骨部痛の理解を深め、疼痛の鑑別と神経の絡みを認識し、治療効果を高める運動療法やベルトの使い方の重要性を実感しました。
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■まとめ：多面的な理解ができるからこそ治療効果が高まる
今回のセミナーを受講した皆さんが口を揃えるのは、「鼠径部痛・恥骨部痛を単一の視点で見るのではなく、恥骨結合の解剖から神経や血管、筋肉の機能、さらには骨盤ベルトの効果や運動療法まで多層的に捉えアプローチできる点が臨床にすぐ役立つ」ということです。
産前・産後の方はもちろん、スポーツ現場から日常生活まで、幅広い場面で痛みに悩む患者さんへの対応力が飛躍的にアップします。加えて、骨盤ベルトの正しい使い方や、運動療法の評価と実践技術は他に類を見ない内容でありながら、受講料は非常にリーズナブル。学びのコスパも抜群です。
臨床の現場で“使える知識・技術”を求める理学療法士や助産師、産前・産後ケア従事者の方はもちろん、ウィメンズヘルスに関わるすべての専門職に自信をもっておすすめできるセミナーです。次回の開催をぜひお見逃しなく！
■次回開催情報＆お申込みはこちら
▶組織間リリース（ISR）
・東京、鹿児島で開催
・鹿児島は全4回セット申込まだ可能
https://seminar.realine.org/collections/isr_advance
▶ウィメンズヘルス理学療法（WHPT）
・東京、京都で全4回開催
https://seminar.realine.org/collections/whpt
▶クリニカルスポーツ理学療法（CSPT）
・鹿児島で第1回開催（全4回）
https://seminar.realine.org/collections/cspt
▶産前・産後ケア勉強会
・東京・大阪・京都・鹿児島・福岡・岡山・札幌
https://seminar.realine.org/collections/pregnancycare
鼠径部痛・恥骨部痛の評価から治療技術まで、あなたの臨床力を格段にアップさせる貴重な機会をぜひお見逃しなく！
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