セミナー:
250430 JHS2025第02回 胸郭:病態と治療2025-07-31
内容:【250430 JHS2025第02回 胸郭:病態と治療】セミナーの魅力に迫る
本記事では、先日開催された「250430 JHS2025第02回 胸郭:病態と治療」セミナーの内容と受講者の声をまとめてご紹介します。理学療法士やトレーナー、柔道整復師、産前・産後ケア従事者、助産師など、多岐にわたる専門職の皆さまに役立つ内容が凝縮された本セミナー。特に胸郭周囲の筋肉や筋膜、関節の機能と病態に焦点を当て、臨床に直結する知識を深められる内容となっています。
■胸郭の解剖と機能の深掘りで「病態と治療」の理解が進む
今回のセミナーの最大の特徴は、腹横筋や多裂筋、骨盤底筋、横隔膜といった体幹インナーユニットの活性化・安定化メカニズムを詳細に解説したことです。腹横筋は体幹をぐるっと一周し、左右の緊張を伝えることで体幹の安定に寄与。一方、多裂筋は腰椎の安定を担い、急性腰痛の再発予防において再教育が重要であることが強調されました。
また、胸腰筋膜の繊維構造や広背筋と連携して体幹を支持する役割、仙腸関節や恥骨結合の安定に寄与する筋膜ラインについての最新知見も共有されました。これにより、腹圧の誤解を論文データで正しく説明できるようになったという受講者の声も多く、理論的根拠に基づく評価と治療アプローチの重要性が明確になっています。
さらに、筋膜の層構造やトランスバーサル・ルンバーファッシャーによる筋膜連結、胸郭と骨盤のアライメント異常が疼痛や機能障害にどう影響するかまで体系的に理解でき、バランスを考慮した包括的な臨床応用が期待できる内容でした。
■受講者のリアルな感想で見るセミナーの価値
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受講者1
腹横筋や多裂筋などのインナーユニットは動作の初動のほんの少し前に収縮して腰椎を安定させるが、急性腰痛の繰り返しで多裂筋の出力が低下するため再教育が重要と感じた。
おすすめ度:★★★★ -
受講者2
胸腰筋膜の繊維構造を学び、広背筋の働きを助けることや腹横筋が体幹をぐるっと一周し左右に緊張を伝える機能が理解できた。
おすすめ度:★★★★ -
受講者3
仙腸関節や恥骨結合の安定化に関節をまたぐ筋膜のラインを使う考えが参考になり、腹圧に関する誤った認識を論文データで説明できそうだ。
おすすめ度:★★★★★ -
受講者4
胸郭の病態と治療について、腹横筋、骨盤底筋、横隔膜、多裂筋のインナーユニットの機能を詳しく学び、筋の付着や作用に基づいた評価の必要性を知った。
おすすめ度:★★★★ -
受講者5
患者に胸郭の疼痛原因やセルフケアを説明するのは難しいが、解剖学的理解を深め、実技に活かせる内容を期待したい。
おすすめ度:★★★★ -
受講者6
骨盤底筋の収縮で腹横筋や腹斜筋の活動が増大し、腹圧上昇には腹横筋・横隔膜・肛門挙筋の収縮が必要で腰椎圧縮力を軽減すること、多裂筋の起始停止部位も学べた。
おすすめ度:★★★★ -
受講者7
筋膜の層構造やトランスバーサル・ルンバーファッシャーによる筋膜連結、胸郭・骨盤アライメントが疼痛や機能障害に及ぼす影響を体系的に学び、臨床応用を期待したい。
おすすめ度:★★★★★ -
受講者8
胸郭の病態というより体幹機能に関わる腹横筋や胸腰筋膜の作用、胸郭のマルアライメントの原因と結果について学び理解が深まった。
おすすめ度:★★★★ -
受講者9
胸郭は腰部や骨盤のマルアライメントに影響されるため、全体のバランスを考えないと原因や解決策が見つからず、人体の連動性を踏まえて勉強を続けたい。
おすすめ度:★★★★ -
受講者10
胸郭関連筋の機能を学び、腹横筋の部位別繊維、多裂筋、腹腔内圧、仙腸関節、胸腰筋膜の役割と、特に内外腹斜筋の回旋作用や腹横筋の脊柱伸展モーメントへの関与が印象的だった。
おすすめ度:★★★★★
■セミナーに参加するメリットとコストパフォーマンスの高さ
このセミナーは、豊富なエビデンスに基づいた解剖学的・生理学的な知見をベースにしつつ、臨床的な実践にすぐ活かせる内容構成である点が何よりの強みです。インナーユニットや筋膜ライン、胸郭・骨盤のアライメントといった複雑なテーマを体系的に学べる機会はなかなかありません。
また、受講者の声からもわかる通り、実際の臨床場面での説明力や評価技術の向上につながるだけでなく、患者やクライアントへのセルフケア指導の質も高まります。だれもが悩む腰痛や胸郭周囲の疼痛に対し、科学的根拠をもってアプローチできるのは非常に価値が高いと言えるでしょう。
料金も内容の充実度を考えれば非常にリーズナブルで、これからスキルアップを目指す専門職の方々には絶好の投資機会です。
■まとめ:効果的な胸郭ケアのスペシャリストを目指すならこのセミナー!
「250430 JHS2025第02回 胸郭:病態と治療」セミナーは、体幹の深層筋群や筋膜、関節の機能不全に悩む多くの臨床家を支える知識の宝庫です。解剖から評価、理論的背景まで踏み込んだ内容で、受講者の臨床能力アップを確実に促します。
胸郭の疼痛や不安定感に悩む患者さんへの適切な対応力を身に付けたい理学療法士、トレーナー、柔道整復師、助産師、産前・産後ケア従事者の皆さまは、ぜひ次回の開催をチェックしてみてください。
■ご案内:関連セミナーとお申込みリンク
▶組織間リリース(ISR)
東京、鹿児島で開催。鹿児島は全4回セット申込がまだ可能です。
https://seminar.realine.org/collections/isr_advance
▶ウィメンズヘルス理学療法(WHPT)
東京、京都で全4回開催。
https://seminar.realine.org/collections/whpt
▶クリニカルスポーツ理学療法(CSPT)
鹿児島で第1回開催(全4回)。
https://seminar.realine.org/collections/cspt
▶産前・産後ケア勉強会
東京・大阪・京都・鹿児島・福岡・岡山・札幌で開催中。
https://seminar.realine.org/collections/pregnancycare
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