ミーティング要約: WHS2025-04 (2025/05/21)
可動性とアラインメントの講義概要
リアライン・セミナーズはウィメンズヘルスセミナーにて、頸椎および胸椎のアラインメントと健康体系部の可動性改善について講義を行いました。
講義では特に胸郭の挙上と上位胸椎の伸展可動域を重要視し、良好な姿勢を維持・改善するためのメカニズムを詳しく説明しました。
産後の体型変化や育児に伴う姿勢変化が身体に与える影響についても取り上げ、それぞれの状況に対応したアラインメント修正法についても解説しました。
また、リアラインコアを活用した胸郭コントロール法を紹介し、具体的な回旋運動練習の有効性についても案内しました。
肩甲骨と頚部の解剖学およびアプローチ法
今回のセミナーでは肩甲骨と頚部の解剖学的特徴を取り上げ、肩甲帯と頸椎周囲での神経・血管構造物(副神経、鎖骨下静脈、大胸筋および小胸筋)に焦点をあてました。
これらの構造物が姿勢や肩甲骨の位置異常にどのように影響するかを理解し、安全かつ効果的にリリースする方法を学びました。
胸郭出口症候群や慢性的な肩こりの原因についても言及され、関連構造への効果的なマニュアルアプローチが紹介されました。
さらに肩甲骨を適切にアラインメントするための技術として、広背筋や前鋸筋・大円筋といった関連筋群の効率よいリリース方法が説明されました。
また、頸椎前面に位置する傾聴筋、食道、総頸動脈などの解剖学的構造へのアプローチ方法が示され、神経や血管の再配置を促すことで、頚椎を中心とした可動性向上および症状の改善が可能となることを示しました。
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