2024年04月27日　産前・産後ケア勉強会（札幌）

ありがとうございました！
どこの部位でも、実際に中を見ながら触ることができるわけではないので心配なのですが、腹部は特に怖いなと思います。血管の奇形や静脈瘤は調べてみないとわからないし、自覚のないケースが多いと思うので、本当に慎重な触診が必要だと感じました。
産後の”体形が戻りません”は”全て骨盤のせい”みたいな風潮？にうんざりしているので、腹部の筋肉、血流、リンパの流れも含めて全体として観察していけるようにしていきたいです。

Fasciaの再確認ができました。解剖で浅筋膜は深部に入り込み分離しにくい部分があり、その部分は関節運動を妨げない構造になっていて、また皮下脂肪がたまりやすい部位であるというのは意外でした。骨盤底筋と筋上にある神経をリリースする機会が少ないので成功体験の頻度が少ないのが残念です。リリースの仕方の説明を聞いていて自分は深すぎると思いますので、今年は行動制限が解除されましたので対面セミナーにて修正をしたいと思います。

昨年度に引き続き受講いまします。今までアーカイブ視聴中心でしたが、今年度は講座中にアンケートややり取りがあるとのご発言がありましたので、でかるだけオンタイムで参加したいなと思いました。
治療の設計図のお話がありましたが、場当たり的にその場で気になることを治療するだけではもれがあったり、効率的に治療できていないといった悩みが出てくるので、設計図を頭にいれるということ、重要なことだと思います。

妊娠中の産後のむくみの相談を受けることがありますが、今回の動画を拝見してなかなか難しい手技だと実感しました。ですが、様々な症例を見せて頂き、徒手療法でむくみが解消される可能性を知れたことはとても大きな収穫でした。全身の血管の解剖、血管の精密触診など少しずつ勉強していきたいと思います。

・妊娠中の子宮の増大に伴う大網の位置が知れた。
横行結腸が移動できても子宮底で大網が挟まり込み、増大する子宮の変化に伴い胃を牽引するメカニズムを理解できた。
つわりのケアの際にもドクターやクライアントへ提案・説明にイメージして頂けそうと感じた。

・抱っこ姿勢の重心位置の図がクライアント様への説明に応用できそうと感じた。肩甲帯や腰部への視点ばかりお伝えしていたが、膝関節へのストレスも考慮できたので、予防も含めてお伝えしていこうと感じた。